[半纏] わた入れ半纏をアウター(外出着)としての着用
写真は、本社工場近くで。
東京の表参道で、
この「狐火はんてん」を素敵に着こなして
闊歩しておられた方がいらしたそう。
東京出張中だったうちのスタッフが
偶然見かけて、写真を撮らせて頂いたものを、
見せてもらいました。
許可を頂いていないので掲載は控えますが、
すごくカッコ良くて、
私たち作り手には、とても嬉しい出来事でした。
半纏を外出着としての提案
この狐火はんてんは、リバーシブル仕立て。
表と裏のガラリと変わる表情を
その日の気分や服装にあわせ変えることができ、
両方楽しめる贅沢な仕立てです。
サイズ感やディテールにも工夫し、
通常わた入れ半纏は、
「家で着るもの」という印象ですが、
「外着(アウター)」としても
着用できる半纏にしたいという
私たちの想いを込めて仕立てた半纏。
表参道のお客様が実践して下さっていました。
心より感謝致します。
使っている素材は、
宮田織物のオリジナル素材「和木綿」の
狐火(きつねび)と麻の葉。
<狐火>
七宝柄を織りで表現。
円が交差しながら、永遠に連鎖する柄行きから、
円満、調和、ご縁繋がり等の願いのこもる、
大変縁起の良いもの。
<麻の葉>
日本古来の吉祥文様。
生命力の強い麻の葉には、
健康や成長への願いが込められています。
もちろん使い勝手も考えて、
両面にポケットを配しました。
- 狐火側:脇の縫い目を利用した
すっきりとした印象のポケット。 - 麻の葉側:使い勝手の良い
パッチポケット仕立て。
サイズも細身のロング丈。
よりスマートに、粋な仕上がり。