なぜ一貫生産なのか

宮田織物の一貫生産

宮田織物は、ほぼ一貫生産の
ものづくりをしています。

“ほぼ”と付けたのは、糸の染色、
そして生地の風合い加工は、
外部にお願いしているからです。

生地の企画から始まり、その生地を
実際に織る。織った生地で、服の
デザインをする。デザインした服を
裁断縫製し、仕上げて販売する。

宮田織物のものづくりの形は
分業が進んだ繊維業界では
珍しいやり方と言えると思います。

さてこの一貫生産の良さは何か?

私が思うに、それぞれの工程で
それぞれの思いを込められる、
ということです。そしてそれは
抽象的なことではありません。

例えば写真の、綿入れ袢天「夜空」。

綿入れ袢天で夜空を表現したい、
という思いから始まりました。

星の煌く夜空というデザイン意匠。
それなら裾のこの辺りに、こういう
柄を入れて、袖の柄の入り方は
こうで、色合いはこういう風に…

と、綿入れ袢天の出来上がりから
逆算して、生地の大きさや、
柄の入れ方を決めました。

この、出来上がりから逆算して
生地を織る事は、宮田織物のほぼ
一貫生産というものづくりだから
こそできることだと思っています。

デザインのオリジナリティ、完成度
という点だけでなく、

計算して作った柄だから、製品に
仕立てる時も裁断時の無駄が少なく、
価格も抑えることができるという
メリットもあります。

口幅ったい事を申しているのかも
しれませんが、

ものづくりにおいて思いを込めると
いうことを言えるのは、形にして、
お客さまを笑顔にできるからこそ、
と思っております。

分業にも大きなメリットがあり、
ひとつひとつの分野を研ぎ澄ます
ことができますが、

それでも宮田織物が一貫生産に
こだわるわけについて今日は書きました。

と言いつつも、課題はたくさんあり、
まだまだ道半ばです。これからも、
スタッフ一丸となって頑張ります。

▼綿入れ袢天「夜空(よぞら)」
https://www.e-miyata.com/item/900.html

今日も感謝のものづくりを。
お客様の笑顔のために。
自分達の笑顔のために。

▼綿入れ袢天
https://www.e-miyata.com/category/168.html