[和木綿] zigzag テキスタイルの考案

[和木綿] zigzag テキスタイルの考案

2020SS ガーゼ素材の新しいテキスタイルzigzagができました。

このzigzagは、のちに新型コロナウイルスで、
世界中にマスク需要が高まる中、
「宮田織物ができること。」として
布マスクの生産に取り掛かる際の重要なガーゼ素材になりました。

そんなガーゼ素材「zigzag」の考案をした
宮田織物のテキスタイルデザイナーが製作時の想いを綴っています。

生地に名前を

宮田織物の生地には、
1柄1柄に名前がついています。

生地のデザイン~整経~織りまで
一貫したものづくりをしている宮田織物だからこそ、
考案した人が、愛情を込めて命名するようになりました。

その生地がいろんな行程の中で
品番ではなく、名前で呼ばれていると、
みんな愛着を持ってものづくりに
向かっているなー。嬉しいなー。
と勝手にニヤニヤしています。

今日紹介するのは、
「zigzag」というポップな色合いの
二重織ガーゼの生地です。

これは、今まで宮田織物で織っていた
二重織ガーゼの生地をベースに、
幅広い世代の方に喜んでもらえるデザインになるよう、
色味や柄の作り方にこだわりました。

一般的にガーゼというと、
荒めに織られた平織の真っ白の生地を
何枚か重ねて使うイメージですが、
宮田織物では、生地のやわらかさがより感じられるよう、
織組織でガーゼが二重になるよう織り上げています。

そこで重要なのが、2枚のガーゼがずれないように、
生地と生地を止める結合点と言われる部分を織組織の
中に入れこむことです。

この「結合点」をうまく使って柄が作れないかなと思い、
いろいろと遊んでみた結果、このジグザク模様の柄が
浮き出る「zigzag」の生地が採用されました。

(そういえば、、、試し織りがあがった時は、
「ハハハハ」にも見えるな、、、と思って
「laugh」と名付けようか瞑想していました。)

また、この生地の柔らかさが最大限に際立つよう
生地の風合い加工にも
椿油を使った柔らかな仕上がりにしています。

今は、この「zigzag」を使ったマスクを
通販サイトで販売しています。

毎日つけるマスクに、こだわった布を。
二重織ガーゼ生地を使った
「zigzagマスク」いかがでしょうか。