学生プロジェクト
宮田織物では、未来を担う学校・学生とつながり、産学連携での授業を応援しています。
- 2022-23年 九州大学 芸術工学部 久保田さん「nucca」
- 2022-23年 九州大学 芸術工学部 田中さん「pocca」
- 2021年 九州大学 芸術工学部 柴田さん「はくはんてん。はくふとん。」
●2022-23年 九州大学 芸術工学部 久保田さん「nucca」
九州大学が取組む
【大学間連携による地域企業と大手企業を繋いだデザイン開発】
九州大学と金沢美術工芸大学でデザインを学ぶ学生と
各地域の地場産業が連携し、無印良品協力のもと、
暮らしの困りごとや地場産業の課題解決を目指してデザインした商品を、
福岡と金沢の双方の無印良品店舗で販売や展示を行います。
(開催期間:2023年9月「無印良品「つながるモノづくり市」」)
宮田織物の「のこりもの」達を活用した
いつでもどこでもはんてんマフラー「nucca」
生地織りから縫製まで一貫生産して行う宮田織物では
各工程で「のこりもの」達が発生しています。
わた入れはんてんを作る際に残る「わた」と
裁断時にはじかれてしまうキズや色ムラのある生地という
「のこりもの」達を組み合わせ、従来の室内用の防寒着としての
はんてんではなく、外でも室内でも身に着けることができる
“いつでも どこでも はんてんマフラー「nucca」”を開発。
商品名である「nucca(ぬっか)」は、
筑後地方の方言で【あたたかい = ぬっか】から名付けています。
デザイナー:九州大学 芸術工学部 芸術工学科 久保田さん
製造者:宮田織物株式会社
「nucca」デザインコンセプト
はんてんの見た目と機能性を残しつつ、使えるシーンを拡張しながら、
現代のライフスタイルにも合うデザインとしました。
室内でも首に巻くことで体全体が温まり、過度に暖房機に頼らず
快適に過ごすことができることが期待できます。(企画資料より抜粋)
「nucca」販売情報 ※2023年9月より販売開始
●2022-23年 九州大学 芸術工学部 田中さん「pocca」
同じく九州大学が取組む
【大学間連携による地域企業と大手企業を繋いだデザイン開発】から。
九州大学と金沢美術工芸大学でデザインを学ぶ学生と
各地域の地場産業が連携し、無印良品協力のもと、
暮らしの困りごとや地場産業の課題解決を目指してデザインした商品を、
福岡と金沢の双方の無印良品店舗で販売や展示を行います。
(開催期間:2023年9月「無印良品「つながるモノづくり市」」)
宮田織物の「捨てない、加えない」新たな製品
良いものを捨てない、その良さを活かすために加えない
手首・足首ウォーマー「pocca」
宮田織物は、1913年に福岡県筑後市で創業。
衣類のデザイン、織り、裁断、縫製まで、
全て自社工場で行なう会社。
特に冬場に人気の「わた入れはんてん」は、
一枚一枚、手縫いで仕立てている。
その宮田織物では、
“ はんてんを作る際にちぎった綿が行き場を失っている!”
“ 布もたくさん余っている!”
宮田織物の残綿、残布を使って
「捨てない、加えない」をコンセプトに製品を作る。
商品名である「pocca(ぽっか)」は、
あたたかいを表す言葉【ぽかぽか = ぽっかぽか】の【ぽっか】から名付けています。
デザイナー:九州大学 芸術工学部 芸術工学科 田中さん
製造者:宮田織物株式会社
「pocca」デザインコンセプト
宮田織物の残綿、残布を使って
「捨てない、加えない」製品を作る。
残綿はサイズが小さく、残布は大きさがバラバラ。
出来るだけ材料を捨てない形にする為に、
できるだけ小さな製品に。家で作業する時の手足の冷えに着目。
綿の暖かさ、布の気持ちよさを活かした製品の提案。(企画資料より抜粋)
「pocca」販売情報 ※pocca は、手づくりキットでの販売です。
- 福岡:無印良品「つながるモノづくり市」3店舗にて開催 2023.09
- 福岡 筑後:宮田織物本社「はんてんフェア」2023.11.25
※pocca ワークショップ開催 - 宮田織物 公式通販サイト (2024.01~取り扱い開始)
- 宮田織物 楽天市場店 (2024.01~取り扱い開始)
- 宮田織物 Yahoo!ショッピング店 (2024.01~取り扱い開始)
「pocca」製作動画
立野木材工芸様が
「pocca」の製作動画をYouTubeにあげて頂いております。
(※こちらは手縫いではなく、ミシンで製作して頂いています。)
ありがとうございます!ぜひ、ご覧ください。
新聞掲載
- 西日本新聞 2023年11月9日(木)発行
「はんてん端材で防寒グッズ」
ー九大生が製造元とキット開発ー - 讀賣新聞 2023年12月7日(木)発行
筑後織・端切れや綿活用
「のこりもの」で暖か小物 - 有明新報 2023年12月7日(木)発行
端切れ使い防寒キット
大学生と共同開発「ワークショップで製作」
●2021年 九州大学 芸術工学部 柴田さん「はくはんてん。はくふとん。」
九州大学の学生が無印良品と考えたデザインが、
地元企業から商品化または展示されました。
九州大学と無印良品は
2014年度から産学連携でデザインの授業を行なっています。
8年目となる2021年度の授業のテーマは「LOCAL MUJI」。
約半年間、14人の学生が地元企業の協力を得て、地域の技を活かした商品を
無印良品のデザイナーと考えました。
そして、その中の3つのデザインが地元企業から商品化 / 展示されました。
「はくはんてん。はくふとん。」
この冬、綿入れはんてんシューズをつくりました。
伝統的な久留米織と綿入れはんてんの技を使い、
やさしく暖かいルームシューズに仕立てています。
まるで布団を履いているかのように、足をつつみ込みます。
(チラシより)
「はくはんてん。はくふとん。」販売情報 ※はくはんてんは、展示のみ
- 福岡:無印良品「つながる市」で展示。
- 通販サイト等での販売は、未定。