[半纏] 宮田織物の「わた入れはんてん」の作り方
「わた入れはんてん」ができるまで
わたを入れる工程は、まるでイリュージョンのよう。
あっと驚くようなスピードと手順の良さに、
テレビ取材に来られるほど。
そのスピードと正確な作業は、
熟練したスタッフによるものです。
職人の技が光ります!!どうぞ、ご覧下さい。
1、布地の企画
宮田織物の布地は、専任のテキスタイルデザイナーを中心に、
糸選びから行ない、何度も試し織りを重ね、
デザイン性・色味だけでなく、
風合い・肌ざわりなどまでチェックし、
合格した布地のみを使用します。
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出来上がった数多くの布地の中から、
さらにそのシーズンに相応しいものを選び、
製品のデザインを行ないます。
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2、デザインの企画
布地の組み合わせ、色の取り合わせを熟考しながら、
何着もサンプルを作ります。
こちらでも、デザイン性だけでなく、実際に着用して、
着心地などにも考慮します。
製品が決定したものは、CADにパターンを入力。
マーキング(型入れ)を行ないます。
3、裁断から縫製工程
裁断の前に、まず布地を縮絨(しゅくじゅう)機にかけます。
縮絨という作業は、蒸気を当て、布地を前もって縮ませることで、
縮みやすい木綿素材ならではの欠点を補う大切な前工程です。
裁断は、CAMと呼ばれる自動裁断機で正確に行います。
裁断された布地を、組み合わせる縫製作業は、
スタッフが一枚一枚丁寧に縫いあわせていきます。
福岡県筑後市にある自社の工場では、
自動ミシン・特殊ミシンなど、
あわせて百数十台のミシンが動いています。
4、わた入れ工程
ここからが、わたいれはんてんの特徴でもある、
はんてんに「わた」を入れる工程です。
熟練のスタッフが2人1組になり、
一枚一枚丁寧に「わた」を入れていきます。
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また、わた入れはんてんの背中部分には、
足しわたをしたりなどの暖かさへのこだわりがあります。
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※このわたを入れる作業は、
テレビ・雑誌・ラジオなどでも
取り上げていただいております。
多くの雑誌やテレビで、取り上げて頂きました。
ありがとうございます。
5、とじ工程
熟練したスタッフが、
ひと針ひと針こころを込めて
わたの加減を見ながらとじていきます。
全ての縫い目の幅を同じにせず、
その縫い目の箇所により、
広くとじる・狭くとじるなどといった
職人の技が、やわらかで心地よい着心地へと繋がります。
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6、仕上げ・検品・検針工程
最後に、一枚一枚を
人の手と目で細かく確認していきます。
検針器も通しますので、安心してご着用ください。
わた入れ商品のラインナップ
宮田織物のわた入れはんてんは、
表地の種類も豊富にあり、袖の長さや型も様々です。
わた入れ商品のラインナップは、
工場直営オンライン通販サイトでご覧いただけます。
着る人の生活とお好みにあわせ、
お選び頂けましたら幸いです。