[和木綿] 夏素材「霞草」テキスタイルの工夫
じめっと蒸し暑い日が続いています。
こんな季節に、ぴったりなのが、
宮田織物定番の夏素材を使ったもんぺです。
和木綿「霞草」の涼やかな工夫
経糸の密度を数本おきに変化させ、
織組織も密度の変化に合わせて、
フラットな平織と凹凸感のある組織を混ぜ合わせています。
独特の凹凸感を表面に出し、
じめっと蒸し暑い夏でも肌離れの良さと軽さが
もんぺで履いた時に、心地よい生地です。
また、この「霞草」という生地には
先染め織物ならではの、縞の工夫が隠れています。
経糸には糸のグラデーションが絶妙に表現される様、
38本の縞が程よい塩梅で並んでいます。
縞の本数や色の並べ方が単調にならないことで、
くっきりとした縞ではなく、全体的にほどよいムラ感のある
爽やかな生地が表現できています。
また、織組織が偶数で設計されているところに、
あえて緯糸を、奇数で配置することで、
本来の織り柄の並びがところどころずれてデザインされ、
新しいリズム感が加わり、
不均一な柄を美しく表現することができます。
ほかにも、目には見えないいろんな工夫が
隠されている宮田織物の夏素材生地。
「見えないところに手を抜かない」
先代からの技術が詰まった、
お客様からも大変喜んで頂ける霞草もんぺパンツです。
(宮田織物テキスタイルデザイナー 澤田 Instagramより)
霞草もんぺパンツは、
通販サイトおよび一部通販でのみご購入頂けます。
商品の詳細は、こちらをクリックして下さい。