宮田織物オリジナルテキスタイル「和木綿」の種類

宮田織物オリジナルテキスタイル「和木綿」の種類

宮田織物のテキスタイルは、
色味や柄はもちろん生地の厚みや風合いまで、
本当にさまざまな表情をしています。

そのバリエーション豊かな生地を
皆さんの日常で
もっともっともっと楽しんでほしい。

そんなテキスタイルデザイナーの
想いが詰まっています。

宮田織物では、SS(春夏)・AW(秋冬)と
2シーズンに分けて生地の考案をしています。

年間約30~40の新柄、
色数も合わせると100色近い生地を新たに生み出しています。

種類が多く、掲載できていない生地もございます。
予め、ご了承下さい。

Textile name

  • 新紬
  • 文人調
  • 蚊絣調
  • 狐火
  • 麻の葉
  • 天狼
  • 折鶴
  • 鼓星
  • 都鳥
  • 小暮
  • 風靡
  • 刺子花織
  • 熱砂
  • 茶の木
  • 蔓豆
  • 空豆
  • 蕗の薹
  • 冬野
  • 鹿子の木
  • 閃光
  • 梔子
  • 風通
  • 氷柱
  • 水鞠
  • 箒星
  • 金糸梅
  • oboro(オボロ)
  • amatubu(あまつぶ)
  • yukisizuku(ゆきしずく)
  • grass(グラス)
  • uneune(ウネウネ)
  • nami(なみ)

 

新紬

素朴ながらも味わい深い仕上がりのテキスタイルです。
ネップと呼ばれる細かい節がある糸(糸の太さが均一ではなく所々に太い/細い部分があります)を緯糸に使用しています。

経糸と緯糸の糸色も濃淡をつけた色を組み合わせ、全体に奥行を出しています。

文人調

昔から愛されている文人の柄を宮田の織りで表現しました。適度な厚みでさらりとしたテキスタイルに仕上げています。

蚊絣調

昔から愛され、愛用されている絣の柄からヒントを得て
織り上げた人気のテキスタイル。繊細な白の柄が美しい1 枚です。

狐火

次々と繊細な織り柄が角度により見える、美しい生地。妖しく燃える狐火のイメージを、暗闇に浮かぶような色合いで表現。1枚の生地の中には、3 つの七宝柄があり、それぞれに表情が異なります。宮田織物の技術を詰め込んだテキスタイルです。

麻の葉

吉祥文様としても有名な麻の葉文様。麻は生命力が強い草ということで、健康や成長を願い麻の葉文様そのものにも邪気を払う力があり、魔よけの意味もあります。

宮田織物の「麻の葉」は、細やかな織柄で麻の葉を表現し意匠を凝らしたテキスタイルです。

天狼

天狼(てんろう)とは、夜空に光り輝くシリウスの別名。太陽を除けば、地球上から見える最も明るい恒星です。
和木綿「天狼」は、天狼の星が一番輝く姿をイメージして織ったもの。はんてんに仕立てた時に、一番美しく見える位置に柄を配置しました。

折鶴

繊細な織り模様と、やや光沢感が感じられる上質な面持ち。
一枚の布の中に3種類の柄を入れ、織り上げるという高度な技を使用。はんてんに仕立てた時にベストなバランスとなるよう長さを吟味しました。

鼓星

均一の取れた美しい姿の鼓星。その星同士を結ぶ軌跡を色糸で表現。さらに、節のある糸を用いることで、凹凸感を出し、味のある印象のテキスタイルに仕上げました。

糸と糸がつながり、柄が結ばれる。その「結」のイメージを、経糸と緯糸の織りで工夫し、意匠をこらしたテキスタイル。生地のツヤ感と柔らかな風合いが特徴です。
[半纏] 結テキスタイルの考案は、こちら

都鳥

宮田織りで刺子風の織組織を作り、生地に凸凹感を出しながら、地はうっすら紺とブルーの太い縞が入るように、配色や柄のバランスを吟味し、美しく上品なテキスタイルに仕上げました。

小暮

板締め糸とスラブの糸で、木陰の陽と影が揺らぐ様子を表現しました。
全体に刺し子柄を施し、凸凹感のある手触りが特徴です。

風靡

糸の太さや織り方、密度を工夫し織物の力強さを隆々しく表現したテキスタイル。
刺し子調の織組織で織り上げました。
[半纏] 風靡 テキスタイルの考案は、こちら

刺子花織

沖縄県南風原町にある「ぬぬ工房」の大城拓也さんがデザインしたテキスタイルを宮田織物で織り上げた産地間コラボの生地です。
南風原町の伝統工芸品である南風原花織という技法を応用し、モダンで立体感のあるテキスタイルに仕上がりました。

纏のゆれる房飾りを太番手の糸を使って刺し子調で
立体的に表現しました。色の組み合わせと特徴的な織柄で
粋な印象のテキスタイルに仕上げています。

熱砂

熱された砂が様々に色めく様子を、異番手の杢糸で立体的に表現したテキスタイル。
温かみがあってふっくら仕上がるよう、織りと密度を工夫した1枚です。

緯糸に節のある糸を使用することで、表面に凹凸感を出しつつ、深みのある無地に仕上げた1枚です。カラーバリエーションも豊富

経糸と緯糸に節のある糸を使い、深みのある雰囲気に仕上げたテキスタイルです。
しっかりとした厚みがありつつ、空気感を含んだやわらかい手ざわりが特徴。

茶の木

ムラ感のある糸を使い、とろんとした落ち感が特徴のテキスタイルです。椿油を加工に使用し、肌に優しい仕上がりになっています。

蔓豆

太さにムラ感のある糸を全面に使って、無地の中にも深みがでるよう上品に仕上げました。また、経糸・緯糸で違う色の糸を通し生地の色合いにも奥行きをプラス。贅沢な無地のテキスタイルです。

空豆

ざっくりと織り上げ、心地よい肌ざわりに。スラブ糸による凹凸感とふっくら柔らかな風合いが特徴のテキスタイルです。

蕗の薹

経糸にロングスラブ糸と呼ばれる太めの節のある糸を織り込みました。
立体感のあるテキスタイルが特徴。

色味もモノトーンのシックな組み合わせに仕上げています。

冬野

枯れて倒れた草花が折り重なる冬の野原をイメージしました。
2種類の織り柄を交互に配することで、動きのある表情に仕上げています。

鹿子の木

揺らめくような縞柄が特徴のテキスタイル。
シボ加工を施し、柔らかく優しい肌ざわりです。

閃光

経糸に板〆糸、赤色を使い瞬間的に明るくきらめく光を表現しました。
ほどよくシボ感のある生地が特徴です。

梔子

[ 喜びを運ぶ] という花言葉の様な曲線の重なりが楽しげな柄に織り上げました。春の訪れを感じる鮮やかな色合いが印象的なテキスタイルです。

風通

風通織りと呼ばれる技法で織りあげたテキスタイル。
二重組織を使って柄の出方が表と裏で変わる様に織柄と糸色の 使い方を工夫している意匠をこらした1枚です。独特の生地の落ち感と柔らかさが特徴です。

二重織りで同系色の市松模様に織り上げたテキスタイル。
クラッシュという特殊な加工法で、表面が波打った様な立体的な一枚に仕上げています。

氷柱

溶け出した氷柱から雫が落ちる様子を表現したテキスタイル。
起毛加工し、ふんわりと柔らかな肌ざわりに仕上げました。

水鞠

飛び散る大きな水玉をドビー織りで細やかに表現したテキスタイル。
部分的に二重組織を加え、ふんわりと程よい厚みのあるテキスタイルに仕上げています。

月華

月の光に照らされて色華やかに光り輝く景色を表現したテキスタイル。
格子の柄とランダムに浮かび上がる色糸で表現しました。

秋嶺

柄を見るために、マスで織った試織をそのまま活かしたテキスタイル。
遊び心のある和の雰囲気を醸し出した1枚に仕上がっています。
小さな四角のドビー柄が程良いアクセントに。

箒星

箒星の軌跡をイメージしたテキスタイルです。
彩り鮮やかで、細やかなストライプの中に板締め糸を配しました。

金糸梅

雨の中鮮やかな花を咲かせる金糸梅。引き揃え糸は様々な色糸を用いて、表情豊かに織り上げました。全体に配した板締め糸が春の雨を感じる一枚です。

oboro

大きなパネル柄の中に幾何学模様の様な格子柄が散りばめられた、宮田織物の技が光るテキスタイルです。織りで繊細に表現された格子柄は、ぼんやりとおぼろげに浮かびながらも、存在感のある柄になっています。「oboro」という名前もこの雰囲気から名付けました。

amatubu

大小様々な雨粒の形を糸の太さと刺し子調の織組織で表現しました。
緯糸(よこいと)には、節のある異色の糸を撚り合わせて色と刺し子の大きさに強弱をつけております。
自然の不均一な美しさをテキスタイルに落とし込んでいます。
表面の水面のうねりのような立体感が特徴です。

yukisizuku

雪解けで滴る雪雫を、
流れる様に細やかな白の刺し子調と、
横縞のグラデーションで表現しました。
さらりとした手ざわりが特徴のテキスタイルです。

grass

細く繊細に青々と繁った緑を4色の緑のグラデーションで染まった糸と細やかなドビー織で表現しました。

uneune

単色に染めた糸と板〆の糸を使ってうねりのある縦縞のデザインに仕上げました。離れてみるとシンプルなストライプ。近づくとうねうねストライプ。

緯糸に強撚糸を使い、生地の表面に凹凸感を出して、夏にぴったりの肌離れの良いテキスタイルができました。

nami

波が揺らぐ様子を縦縞のグラデーションと板〆糸を使って表現し、織りで立体感をつけました。軽さ、肌離れの良さが特徴です。