問題解決のできるチーム

問題解決のできるチーム

このページでは、
宮田織物で取り組んでいる
「問題解決のできるチーム」作りについて書きます。


写真は、宮田織物の布地織りを
担当している織布課の朝礼の様子。

宮田織物は織物が基本です。

久留米絣の機や(はたや)として
創業したのが大正二年。

昭和33年頃に
久留米絣織機から広幅織機に変換。

昭和40-50年代の
わた入れはんてん全盛期は
同じ種類の織物を大きなロットで
織っておりました(少品種多ロット)

現在では、真逆で
色々な種類の織物を小さなロットで
織っております(多品種小ロット)

織布課でやることは、
基本はあまり変わりません。

しかし、多品種小ロットになることで、
仕事がとても複雑になりました。

織物の種類も、
オリジナルの和木綿素材になり、
整経や引っ込みの手間、
機台調節、機織りの技術など、
あらゆる面で、高度なものが要求されます。

また多能工化も進めており、
一人一人の仕事も多様化しました。

そのような状況下でも、
製造現場の皆は「常に良くしよう」という
改善の気持ちで、毎日の仕事に取り組んでくれています。

今回、その改善をより加速できるよう、
ユアサテキスタイルの湯浅さんに、
本日からサポートをお願いしました。

「理想-現状=課題」

それに対してヒトに焦点を当てず、
コトに焦点を当てて問題を解決していこう

という「問題解決のできるチーム」を
目標に、お願いしています。

良いチーム、
良い会社、
良い人生を
皆で作っていきましょう。

プロジェクトの進行状況報告

今日は、先月の10日にキックオフの
織布課の“問題解決のできるチーム”
プロジェクトの進行状況報告です。

まだひと月も経っていないのですが、
しっかり進んでいます。

まず、毎朝の朝礼が
がらりと変わりました。

仕事の見える化が進み、
問題点がたくさん出てくるようになりました。


写真は本日の織布課の朝礼のひとコマ。

はたおりさんチームから、
ミスを防ぐために
マグネットシートを活用した
とても良い提案が出ました。

「理想-現状=課題」
それに対してヒトに焦点を当てず、
コトに焦点を当てて問題を解決していこう

これが今回のプロジェクトテーマです。

ヒトに焦点を当てず、
コトに焦点を当てるから、
“犯人探し”にならず、
“どうしたらよくなる?”
に進みます。

もちろん、まだまだ
改善するところはありますし、
これからもたくさん出てくるでしょう。

けれども、このメンバーなら、
きっと乗り越え、進んでいってくれると
感じています。

とても良い空気感を
作ってくれているみんなに感謝。

そして、
みんなの良いところを
引き出してくださる
ユアサテキスタイルの湯浅さんにも、
ただただ感謝です。

今日も感謝のものづくりを。
お客様の笑顔のために。
自分達の笑顔のために。